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野鳥
木曽谷では今までに209種類の野鳥が記録されています。この中には遠く太平洋の海鳥が迷って飛来した種類も含まれ、木曽谷本来の野鳥は約60種類くらいです。野鳥は種類によって好みの生息場所が決まっています。 深く生い茂る森の中で鳥の姿を目にする機会はそんなに多くありませんが、たくさんの野鳥のコーラスは存分に聴くことができ、「バードリスニング」が楽しめます。
たくさんの野鳥のコーラスを聴くには、手前の「細島のため池」あたりや林道を歩いてみましょう。5月連休くらいから夏鳥の
オオルリ・ノジコ・クロツグミ・ビンズイ・アオジ・ホオジロ
など、明るい林を好む野鳥が鳴いています。
木祖村自然同好会や
野鳥の会
木曽支部では、ここをフィールドとして探鳥会を行っています。
小鳥のさえずりは繁殖に深く関係しています。メスへの求愛とナワバリの宣言が主な目的です。繁殖が進む7月に入るとほとんどさえずりは聞かれなくなり、繁殖を終えたものから、別の繁殖地へと移っていきます。
11月はじめには冬鳥が姿を見せるようになり、ため池周辺では
カシラダカ・ベニマシコ・マヒワ
がみられ、天然林では
アカハラ・ツグミ・ウソ・ルリビタキ
、続いて
ヒガラ・コガラ・エナガ
などの群れが見られるようになります。 。
そして再び若葉が芽吹く頃まで、水木沢では限られた生き物だけが、そっと厳しい冬を過ごしています。
水木沢で見られる野鳥の出現時期
種名
4月
7月
10月
1月
カケス
フクロウ
ヒヨドリ
ヒガラ
コガラ
エナガ
シジュウカラ
ゴジュウカラ
ヤマガラ
アカゲラ
アオゲラ
ホオジロ
ミソサザイ
カッコウ
マミジロ
オオルリ
エゾムシクイ
ヤブサメ
コマドリ
コルリ
ウグイス
ビンズイ
キセキレイ
ツグミ
マヒワ
カシラダカ
は出現が少ない時期
ウソ
早春から良く見かけます。地元ではオスをアカウソ、メスをクロウソと言っています。サクラの花芽を良く食べます。
コゲラ
スズメくらいの大きさで、キツツキの仲間ではもっとも小さい種類です。里山の雑木林で繁殖しますが、水木沢のような奥山ではあまり見かけません。
イカル
黄色で太い嘴が目に付きます。キィーコーキィ、キコキコキィー、とかなり大きな声で鳴きます。秋には渡りの群れが見られますが、越冬するものもいます。
水木沢周辺の動物
水木沢の森林や周辺の山には、クマやイノシシ・カモシカ・サル・ノウサギなどが生息しています。しかし林内を散策していて出会うことはめったにありません。
ツキノワグマ
人間に害を加えることが多いので、散策中は林内の各所に設置してある鈴を鳴らしたり、大きな声や音を出すことが大切です。枝ごと木の実を集めて食べた跡は「クマ棚」と呼ばれるものです。
カモシカ
林内でその姿を見ることはめったにありませんが、周辺の森林ではかなり生息しています。写真は非常に珍しい白いカモシカです。
ムササビ
大きな木の洞穴によく巣作りをします。同じリス科のモモンガと比べるとずっと大型で子猫くらいですが、前脚から後脚にかけて張られた飛膜を広げて滑空します。
ヒズミ
モグラの仲間で日本特有の動物です。水木沢のような広葉樹の落ち葉が腐ってできる柔らかな土に穴を掘って、ミミズや昆虫の幼虫などを食べています。
ニホンリス
低山の森林から亜高山帯まで広く分布していますが、最近はあまり見かけなくなりました。ドングリやクルミなど堅い木の実を好んで食べます。
ホンドテン
イタチ科の動物で水木沢のような森林にすみます。夜行性なので日中に姿を見かけることはまずありません。ネズミやノウサギ、昆虫などをよく食べます。
アカネズミ
ブナの実を好んで食べます。ブナの実が豊作の年にはアカネズミやヒメネズミなどが大量発生するそうです。
カエルとヘビ
水木沢の周辺にはカエルの仲間やヘビの仲間も多く生息しています。毒を持っているものにはとくに注意が必要です。マムシのほかにアオダイショウやヤマカガシも確認されています。
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