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現在位置:HOMEの中の観光の中の水木沢天然林から水木沢天然林の概要
水木沢天然林―山があるから木が育ち、豊かな水が流れる「平成の名水百選」。命あるものを静かにはぐくむ悠久の森。
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水木沢天然林の概要

水木沢天然林いつの頃、誰がどんな意味を込めて、
「水木沢(みずきざわ)」と名付けてくれたのでしょうか。
うってつけの良い地名をつけてくれたものだと感心しますが、 そのいわれについてはよくわかりません。
水は瑞(みず)につながり「みずき」という言葉のイメージとしては、緑したたるようにみずみずしく、美しく、人の名前にも「みずき」はたくさんあります。
「水木沢」は文字通り「水と木の美しい所」として、昔の人が考えてくれたかもしれません。
今はそのことに感謝して、後世に伝えたいと思います。

水木沢天然林の概要

木曽川は上流の木祖村小木曽の入口で味噌川と笹川に分かれますが、水木沢は笹川の一支流です。 境峠(1486メートル)から富士(1984メートル)、大笹沢山(2001メートル)と連なる山並みに抱かれるようにして、 中ノ小屋沢・水木沢・床並沢が並んで笹川に流れ込んでいます。その流域の深く広い森が水木沢天然林です。 林内には「太古の森」そして「原始の森」と名付けた2つの散策コースがあり、いずれも1時間程度で一巡できます。 「森林と人々との共生林」でありながら動植物のための自然環境は大切に守られているので、そういう森林の目的を踏まえて林内を観察してみるのもよいと思います。 管理棟

原始の森 散策コース

「下の分岐点」から左側が「原始の森コース」です。このコースは、谷を小川に沿って上り、稜線(りょうせん)に出てから、尾根を下るコースです。途中には、木曽川の水が生まれる源流地点、天を突く大サワラ、木曽駒ヶ岳を望む展望台、ブナとヒノキの混交林などがあり、木曽独特の豊かな林相を見ることができます。

太古の森 散策コース

「上の分岐」から右側にあるコースが「太古の森コース」です。このコースは、ヒノキ・サワラ・ネズコ・ブナなどに囲まれたやや急な木の階段を上って稜線に至り、 ここからは、ほぼ水平な森林鉄道の軌道敷跡をたどり、緩やかに山腹を回って「下の分岐」へ戻るコースで、「原始の森コース」と同様に、美しい混交林に包まれており、天然林の成育の過程を観察することができます。

源頭の森 散策コース
原始の森コースの稜線部から入り、主に尾根を歩くコースです。往復約3km、標高差約200m、時間は3~4時間を要し、やや健脚者向き。水木沢本流の水が生まれる(岩の表面を流れ出る様子が観察できます。林内は根上りや捩じれ、曲がった木が多く、天然林の特徴を見ることができます。

※源頭の森コース注意事項
 ・入林は5月中旬~11月中旬まで、正午以降の入林は禁止   ・単独入林は禁止   ・このコースはやや健脚者向き

水木沢の森と里山の違い

水木沢の森と里小木曽の集落から管理棟までの里山は、カラマツ林、アカマツ林、そして雑木林が続いています。しかし水木沢天然林に入るとブナ、ヒノキ、サワラの大径木が繁り、様子が一変します。どのようにこの違いが生じたのでしょうか?
小木曽では昔から畑作(焼畑)や薪、採草のために繰り返し森林を伐採してきました。しかし昭和30年代に入ると、その暮らしは大きく変化し、森林はそれまでのように利用されなくなりました。そして植栽されたところはカラマツ林になり、放置されたところはアカマツや雑木の林になりました。一方人里はなれた奥山は、手付かずのまま自然林が維持され、大径木が繁る森になって今に至っているのです。
里山

天然生林と原生林

江戸時代初期(300~400年前)、この地を治めた尾張藩は築城や城下町整備のために、木曽の材を強行に伐採しました。そんな中で細い木や曲がった木など利用価値の低いものは伐採を免れました。それらの木の種から大きく育ったものが現在の森林です。 ですから水木沢の森では樹齢300年前後のヒノキやサワラが多いのです。このように伐採された後、自然に育った森を「天然生林」と呼びます。また昔から一切人の手がかかっていない森を「原生林」と呼びます。

水木沢は森作りのお手本

水木沢は「水木沢天然生林」といわれるように、樹齢300年前後の木曽ヒノキやサワラ、ブナ、ミズナラ、トチノキなど針葉樹と広葉樹の混合林であることが大きな特徴です。
日本の森林は、本州の真ん中を境に南は屋久島まで続く照葉樹林と、北は北海道まで続く落葉樹林に大きく分けられ、木曽谷はちょうどその境界に当たり、中間温帯林と呼ばれることもあります。 ほとんどの国有林が針葉樹である中、広葉樹と針葉樹が混交している水木沢は貴重な森林として残されており、将来の森づくりのお手本となるすばらしい森林です。
水木沢天然生林

水木沢天然林が残されたわけ

日本中が伐採真っ盛りの時代には、水木沢の天然林も当然伐採および伐採計画の対象でした。 しかしこの下流地域には昔から「水木沢は伐ると荒れる」という言い伝えがあり、確かに大雨による災害も幾度となく経験していました。 このあたりの地質は花崗岩が風化して「味噌土」と呼ばれるほど崩れやすいものですが、水木沢はヒノキやサワラなどの針葉樹のほかに ミズナラ、ブナ、トチノキなどの広葉樹が深く広く根を張る森であったため、豊かな自然保護という目的だけでなく、災害を防止するうえでも、伐採を免れたようです。


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