• TOP
  • 木祖村名勝地 防火高塀跡

木祖村名勝地 防火高塀跡

更新日:2022年02月03日

(45kbyte)

元禄八年七月(1695)藪原宿のほとんど全部が焼失する大火があった。その後、防火対策として宿再建の際各戸一間につき一寸の割合で提供し合って上横水と下横水(現在の二又)の二箇所に四ツ辻の広小路を作った。
文化年間にはさらに中心街の火災に配慮して、上横水の広小路には北側に土を盛り石垣を築きそのうえに高い土塀をつくって防火壁とした。当時、これを「高塀」と呼んでいた。
宮田敏の「岨俗一隅」にはその様子が伺える絵図が載っているが、現在、石垣の一部が残されている。
消火設備が十分でないどの宿場も火災には神経を使っており、用水路の工夫や建物に卯建(うだつ)をつけるとか火除け広場を確保するなどしている。
この薮原宿のような防火高土塀によるのは少ない例である。

English(348.6kbyte) 한국어(313.6kbyte) 中文簡体(349kbyte) 中文繁體(299.8kbyte)

令和3年度長野県地域発元気づくり支援金を活用し多言語翻訳事業を実施しました。

この記事へのお問い合わせ先

木祖村役場 教育委員会

住所:長野県木曽郡木祖村薮原1191-1/ 電話番号:0264-36-2001/ FAX番号:0264-36-3344

アンケート

このページは役に立ちましたか?

このページについての要望等を入力して送信ボタンを押してください。