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吉田神明宮

更新日:2021年02月25日

神明宮は、地蔵堂から北へ150m程の山麓に、ひのき・さわらなどに囲まれた社叢にある。苔むした急な石段を登り、さらに舞殿うしろの石段を登ると本殿がある。
造りは三間社の神明造で、祭神は中央に天照皇大神、右に八幡大神、左に白山大神を祀る。
薮原神社明細帳による八幡社の祭神は誉田別尊(ほむたわけのみこと)、創立不祥。境内坪数30坪、信徒31人とある。本殿の再建は明治26年で新しいが、棟梁は地元大工中村惣左ェ門・海戸兼松・松原作次郎、杣棟梁松原武右ェ門であり見事な造りである。
創始は明かではないが、文久元年6月(1861)屋根普請がなされた棟札があり、本殿前両側にある石燈籠に天明5乙巳年9月吉日(1785)と刻されており、そのころの創始であることがうかがえる。
本殿に向って左5m程離れて金毘羅権現・稲荷大明神・八坂大神・三峯大神・保食大神・大国主命を祀った小さな祠が並んでいる。
例祭は昔は春夏秋の三回行われていたが、今は9月10日前後の日曜日に行われている。
「木祖村の文化財めぐり」
(S61.3.25発行・木祖村教育委員会)より

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令和2年度長野県地域発元気づくり支援金を活用し多言語翻訳事業を実施しました。

この記事へのお問い合わせ先

木祖村役場 教育委員会

住所:長野県木曽郡木祖村薮原1191-1/ 電話番号:0264-36-2001/ FAX番号:0264-36-3344

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