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| いわゆる日本髪、チョンマゲなど、髪を結うために用いられた櫛。主に髪結師、床屋など理髪専門職のために供給されていた。現在でも一部は相撲取り、時代劇等に関わる職種で伝統的に使用されている。 |
丁髷櫛(チョンマゲ櫛)
 | 丁髷(チョンマゲ)を結うための櫛各種。フリワケは、丁髷の解かしや仕上げ用に用いた。まる八印は江戸時代より尾張徳川家の納入品の印である。一本の櫛の両端に細歯と相歯が挽いてある。ハケコキはもとどりの刷毛(先)を修正するのに用い、ナギナタは髪型全体の細部を整えるのに使われた。
(上)尾州御用品 振り分け ヒイラギ・まる八印 五寸 歯数28/40 (中)ハケコキ ミネバリ 三寸ニ分 歯数32 (下)ナギナタ ミネバリ 歯数26 (木祖村郷土館蔵) |
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鬢掻き
 | 一方をやや垂直に、他方を細く作った左右不対照の櫛。髪を梳いた後、左右に鬢を掻き付けるの用い、一方が細くなっているのは後頭部の髷を損なわないためである。この形は江戸にあり、京阪になかったと言われ、別に「新橋型」とも呼ばれる。
(左)相歯鬢掻櫛 ツゲ 四寸一分 歯数48 (中)相歯鬢掻櫛 ナシ 三寸六分 歯数41 (右)相細鬢掻櫛(笹鬢型) 青柳和邦作 ツゲ 六寸 歯数88 (木祖村郷土館蔵)
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筋立
 | 細長い柄の先に小櫛を挽き出したもので、鬢(びん)・髱(たぼ)の毛筋を整えるのに用いる。東京ではこれを「毛筋立」、京阪では「筋立」呼ぶので薮原では関西系の櫛挽きの言葉が伝わったと思われる。
(左)筋立 岩原己之吉作 ツゲ 二寸五分 歯数30 (中)筋立 ツゲ 一寸 歯数20 (右)筋立・蛤 ツゲ 一寸二分 歯数25 (木祖村郷土館蔵)
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鬢出し
 | 左右の髪の鬢を浮かす(膨らませる)のに用いる髪結い用の櫛。鬢や髱の形を整えたり鬢に梳き毛やかもじを入れる時に柄を用いる。
(左)黄楊鬢出 青柳和邦作 ツゲ 歯数8 (中)黄楊鬢 ツゲ 歯数12 (右)黄楊鬢出 ツゲ 歯数15 |
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