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木祖村名勝地 飛騨街道追分

更新日:2022年02月03日

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藪原は中山道の宿駅として発達した。
この場所には十王堂(薬師堂)があって、奈川を経て野麦峠・飛騨高山へ通ずる飛騨街道(奈川道)の追分だった。
左手の細い道が旧奈川道で、小木曽地域をぬけると、美濃と信濃との国境であったことから境峠といわれるようになった峠がある。
当時この峠は険しい道で、木曽側は湿地であり板橋を掛けてわたった。いっぽう、奈川側も岩石だらけの悪路で馬を使うことが困難であった。
かわりに、もっぱら尾州陸船(おかふね)と呼ばれた奈川の牛が飛騨ぶりの魚介物や塩等の荷物の運搬につかわれていた。
明治44年に中央西線が開通すると、この街道は岡谷の製紙工場で働く飛騨の女工達がひんぱんに往来するようになった。

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令和3年度長野県地域発元気づくり支援金を活用し多言語翻訳事業を実施しました。

この記事へのお問い合わせ先

木祖村役場 教育委員会

住所:長野県木曽郡木祖村薮原1191-1/ 電話番号:0264-36-2001/ FAX番号:0264-36-3344

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