木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略

更新日:2025年04月09日

令和元年度までの第1次総合戦略の検証を踏まえ、令和2年度から令和6年度までの「第2次木祖村まち・
ひと・しごと創生総合戦略」を策定しました。策定にあたっては、村内外の各種団体及び公募の皆さんから
なる策定員会を発足させ、5回にわたって議論を重ねました。

木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略と木祖村地方人口ビジョン

基本理念

元気いっぱい「源流の里」木祖村~木曽川の恵みと笑顔あふれる村~

仕事の魅力創造・発信

 村内にはお六櫛・画材等をはじめとした木製品加工や畜産、農林業等これまで培ってきた産業があります。また、スキー場、
こだまの森、水木沢天然林、奥木曽湖、鳥居峠、薮原宿など、観光資源もあります。
これらの資源を活かし、これまで培ってきた産業や仕事の魅力を再発見するとともに、若い世代や村外の方が魅力を感じる
ものへと変革していきます。また、地域資源を活かした新たな産業を興し、村外へ向けて、その魅力を発信していきます。

交流・移住の拡大

 木祖村の人口減少は続いています。しかし、人口減少を抑制し2025年に2,550人を維持するためには、I・J・Uターンを積極的に
推進する必要があります。また、受け入れの素地となる、空き家の活用と多様な価値観を受けいれる土壌づくりを進め、
より多くの方が定住できるよう取り組んでいきます。さらに、移住につながる人を増やすため、空き家を活用した交流、
体験を拡大し、木祖村を訪れる交流人口の増大も図っていきます。

子育て、多世代交流

 子育て世代の声に耳を傾け、子どもを健やかに育てる環境を整備するとともに、多世代が交流すること通じて、
子育てしやすい環境を整備していきます。

健康で安心な村づくり

 みんなが健康で安心して暮らすため、生活基盤の整備や防災対策、生活弱者への支援や健康を保つため
の取り組みを進め、元気な村をつくります。

第2期 木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略 中間検証結果

令和2年2月に策定しました、第2期(令和2年度から令和6年度)「木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、令和4年9月から3回に渡り検証委員会を開催のうえ、検証を行いました。
検証結果を踏まえ、令和2年2月に策定しました第2期(令和2年度から令和6年度)「木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の内容の見直しを行いました。併せて、「木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略」を「木祖村第5次総合計画(平成30年度から令和9年度)」具体的な実行計画と位置づけ、計画期間を「令和2年度から令和8年度」まで延長することとしました。

検証結果

 

計画の見直しを実施しました

令和6年度に計画の見直し等を実施し、計画期間を令和9年度まで延長しました。

第1期 木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略検証結果

平成27年12月に策定しました、第1期(平成27年度から令和元年度)「木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略」について、令和2年10月21日に検証委員会を開催のうえ、以下の通り検証を行いました。
検証結果を踏まえ、令和2年2月に策定しました第2期(令和2年度から令和6年度)「木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく事業の推進に取り組んで参ります。

検証結果

しごとづくり

基本的な
方向
村内にはお六櫛・画材等をはじめとした木製品加工や畜産、農林業等これまで培ってきた産業があります。
 これらの地場産業並びに観光業、商工業を活性化し、また若者が村内で働ける場所の確保を目指します。
主な検証結果 今後の方針
 
人材育成と地場産業の活性化
基本目標1 固有の資源である森林や農地の活用を拡大し、収益性の向上に向けた生産、流通販売対策を進めます。
また、経営感覚に優れた担い手の確保を図ります。

農業、酪農共に、生産量を増やすためには、御岳白菜や木曽和牛などの特産品に絞った増産が
求められる。また、加工所を活用した新たな商品開発に取り組み、安定した農業所得が得られ
る環境を整備する必要がある。「田園回帰」の潮流が高まっている中、積極的に都市部への情
報発信を行うとともに、補助施策、研修制度のさらなる充実を図る必要がある.

産地の再構築のため今後の産地像を関係機関で共有し連携した取り組みに加え加工所の活用によ
る新規農産物の研究と生産の拡大を行えるよう支援していく。
今後も研修制度は継続するが、研修生を増やすことだけでは定着は難しい。まずは、現在の研修
生が就農してから定着できるよう支援していく。
商工業の活性化を図る
基本目標2 村内には多くの商工企業が存在し雇用の場として大きな役割を担っています。村内商工業の活性化を推進し
雇用の確保を図ります。
観光産業施策の推進
基本目標3 村内には、スキー場、こだまの森、水木沢天然林、鳥居峠など、自然を生かした多くの観光資源があります。
これらの資源を有効に活用し四季型観光の推進を図ります。
景観形成施策の推進
基本目標4 遊休荒廃地の利用等を促進し景観形成施策の推進を図ります。
産業立地と雇用対策
産業立地と雇用対策 村内の各企業と連携した雇用の確保を行うとともに、新しい産業の誘致についても調査研究を進めます。

新しい人の流れ

基本的な方向 木祖村の人口は年々減少しています。交流事業を通してIJUターンを積極的に推進する
とともに、村民や移住者等木祖村への定住を希望する人のニーズに合った移住・定住
施策と住環境の整備を図り、移住人口を増やすことを目標とします。
主な検証結果 主な検証結果
交流事業

名古屋都市圏を中心とした上下交流の取り組みを今後も継続するとともに、全国にも目を向け

他のエリアでも取り扱いが広がるよう、情報発
信に力を入れる必要がある。

今後も村ブランド認証商品や加工品などの取扱いを増やす予定である。また、名古屋総合拠点に
おいて販売物品の充実を図っていく。
基本目標1 名古屋総合拠点施設を中核に東海地域を中心とした下流市町との交流を推進するとともに、交流の受け皿となる団
体の育成等、受入れ体制を強化します。
IJUターン施策(移住対策)の推進
基本目標2 名古屋総合拠点施設を活用し、移住相談を推進します。また、近隣の松本市や伊那市へ1時間以内で通勤できる環境
を積極的にアピールした移住・定住施策を推進します。
空き家対策
基本目標3 空き家の現況調査を実施し、空き家バンクの整備を推進します。また、空き家の利活用を促進するための調査研究を
推進します。
人口減少を抑えるための定住施策
基本目標4 村営住宅の整備を推進するとともに、木祖村に生活の拠点を置き近隣市町村へ通勤してもらえるよう定住施策を推
進します

若い世代の結婚・出産・子育て

基本的な方向 子育て世代の方々の声に耳を傾け、子どもが健やかに育つ環境を整えることにより若い世代が安心して暮らし、子育
てができる環境を目指します。
主な検証結果 今後の方針
子育て世代への支援対策 子育て世代に優しい村づくりを継続し、支援制度の拡充を通じて更なる向上を図る必要がある。 子育て世代に優しい村づくりを継続し、支援制度の拡充を通じて更なる向上を図る必要がある。
基本目標1 妊娠期から一貫した子育て支援を実施し、安心して子育てができる環境整備を推進します。
教育環境の充実・整備
基本目標2 教科専任教員の配置や社会教育活動との連携により教育環境の充実を図ります。また、子の進学をサポートするため
奨学金等の充実を推進
します。
結婚対策
基本目標3 民間企業とタイアップした結婚支援事業を推進します。
男女共同参画施策の推進
基本目標4 男女が安心して働くことができる環境を整備することにより、定住や就労を促進する施策を推進します。

地域づくり、安心なくらし

基本的な方向 生活基盤の整備や各種防災施策をはじめとし、生活弱者への支援や健康を保つための施策を推進することにより全て
の村民が安心して暮らせる地域づくりを目指します。
主な検証結果 今後の方針
生活弱者にやさしいむらづくり 健康教室や生涯学習等、村内で使用できる健康ポイントへの還元もあり、参加者が増加傾向にあ
ることは良いが、人数が集まらない企画は見直しが必要である。
第1期の反省を踏まえ、新規参加者の割合を数値目標として取り組んでいく。         
基本目標1 高齢者や障がい者が暮らしやすい環境の整備を推進します。
健康を保ち元気に暮らすための施策
基本目標2 健康を保つため、各種検診に加え、食生活や生きがい対策等、元気に暮らすための施
策を推進します。
安全安心のための各種防災施策
基本目標3 安心して暮らすためには防災対策は不可欠です。各種防災対策を推進し、災害に強い
村づくりを推進します。
生活基盤の整備
基本目標4 道路等のインフラ整備をはじめ、村民の生活に必要な生活基盤整備を推進します。
第1期総合戦略検証シート(335.4kbyte)

第2期木祖村まち・ひと・しごと創生総合戦略検証結果()

この記事へのお問い合わせ先

木祖村役場 総務課 企画財政係

住所:長野県木曽郡木祖村大字薮原1191-1/ 電話番号:36-2001/ FAX番号:36-3344

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