特定外来植物の駆除にご協力ください

村内でオオキンケイギクやオオハンゴンソウ、アレチウリといった特定外来植物の繁殖が見られます。

村では木祖シルバー人材センターと協力し、駆除しておりますが、取り残しや庭先などで同じ植物を発見しましたら、抜き取りにご協力をお願いします。

抜き取り後は、枯らしてから可燃ごみとして処分してください。

外来植物とは？

これまでその場所にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から持ち込まれた植物のことです。

その中でも繁殖力が旺盛で、在来植物の成長を阻害し、生態系に大きな影響を与える特に注意すべき外来種は、外来生物法により「特定外来生物」に指定され、栽培や保管、運搬、輸入、屋外へまくことなどが禁止され、違反した場合は罰則が課せられます。

オオキンケイギク

　写真提供　環境省

特徴

・キク科の多年草

・高さ30〜70cm

・春から初夏にかけて直径5〜7cm、花びらの先端に歯状の刻みがある橙黄色の花を咲かせる

・葉は細長いへら状をしており対生する

・路傍、河川敷、線路沿いなどの日当たりの良い場所に生育し大群落をつくる

・根が浅く、手で抜きやすい

オオハンゴンソウ

　写真提供　環境省

特徴

・キク科の多年草

・高さ50〜300cm

・夏に花弁が10〜14枚程度で直径10cmを超えるやや垂れ下がった大きな黄色の花を咲かせる

・葉は5〜7裂で互生し、毛が生えていて触るとザラザラしている

・路傍、荒地、畑地、湿原、河川敷など様々な環境で生育する

・地下茎で拡がるため、手では抜きにくい

アレチウリ

　写真提供　環境省

特徴

・ウリ科の一年草

・ツルは数m以上に達する

・葉はザラザラしており、粗い毛を密生させたツルを伸ばし群生する

・夏から秋にかけて葉腋に直径1cm程度の黄白色の花が咲く

・鋭い棘を密生させた果実をつける

・日当たりのよい場所を好み様々な土壌で生育できる