水源地域としての取り組み

更新日:2020年05月28日

1)水木沢郷土の森設定

水木沢天然林は、木曽川の支流水木沢に広がる天然林の保護管理を目的として、木祖村と長野営林局(現中部森林管理局)との間において、平成3年1月8日に保存協定を締結し約80haを「郷土の森」に設定した。その後、保護林制度の改正により新たに「多様な活動の森における保護・管理・利用に関する協定」を平成29年3月27日に締結し、今日に至っている。

水木沢流域には樹齢200年前後の木曽ヒノキ・サワラ・ネズコや亜高山性のウラジロモミの他、ブナ・トチノキ・トチノキ・ホウノキなどの広葉樹の巨木が多く育成しており、針葉樹と広葉樹が混交した大変貴重な天然林である。

この「郷土の森」は、小中学生の森林教室、林業体験、森林学習を始め森林浴や自然探勝等多目的な利活用がされている。当時、遊歩道・案内板・樹名板・東屋・水洗トイレ・駐車場・親水公園整備が行われ総事業費3億6千6百万円を投じた。
現在は木曽川下流域からも多く来林され、遊歩道整備(木片チップ撒き等)に協力いただいている。

長野県木曽郡木祖村大字小木曽 小木曽国有林
面積 81.52ha
標高 1,025m~1,600m
協定期間 平成27年3月27日から平成34年(令和4年)3月31日

2)水道水源保全地区指定 塩沢水道水源保全地区

環境の保全については、水が限られた貴重な資源であるという観点から、重要課題として位置付けている。水道水源を保全するために塩沢川の上流191.2haを長野県の水道水源保全地区の指定を受け、地区内で行う行為に対しては事前協議の義務づけ、水源汚染のチェックを行う。

指定 平成7年9月21日
給水人口 1,650人

3)景観形成住民協定(きさらぎの里)

  • 平成11年5月31日締結
  • 景観や環境保全を目的に木曽川支流の菅川沿い150 ha 住民122人協定

4)森林保全整備重点地域

  • 長野県ふるさとの森林づくり条例に基づく指定  指定:平成17年10月17日 5,500ha
  • 山間地の災害防災や水源慣用の機能が優れており、整備や保全が必要な地域を知事が指定

5)森林ボランティアの積極的な受け入れ

平成9年より木曽川下流域の市民団体や労働組合関係者等が木祖村を訪れ、植林・間伐・枝打ち・下草刈り作業などを実施。作業を通じて水源地域の現状について学ぶことも行っている。

6)桜一万本運動

ダム建設をきっかけに、村内を桜を植樹しようとの運動が展開された。すでに植樹がすみ、村内のボランティアの協力により下草刈り等を実施している。

7)河川美化活動

全村あげての河川環境保全のための美化活動として「見直そう源流 わが村」を合い言葉に、住民によるゴミ拾いや景観整備などの河川敷の保全に取組んでいる。

緑化交流事業

  1. 「木曽川源流の里」緑化交流事業寄付金
    名古屋市に木祖村名古屋出張所、木祖村アンテナショップ開設のきっかけ、絶大な協力支援をしていただいた水道設備事業を営む(株)スミ設備様中心に多くの企業や団体の皆様から、日々緑化事業に取り組んでいる木祖村へ緑化寄付をいただきました(平成19年~26年の間)。
    今なお木祖村水源の森に「カエデ」の植樹や育樹作業を実施され、多くの企業団体の皆さんが参加されている。
    その他、有限会社ふうりのさと様、名古屋中ライオンズクラブ様からも緑化事業へ御寄付を頂戴した。いただいた寄付金は村緑化基金へ積み立てられ、村有林の間伐事業や村内の景観整備事業(緩衝体整備)へ充てられている。
     
  2. 木曽川源流の里どんぐり募金活動
    平成21年に木曽川下流域で水に関わる仕事をされている企業様など中心に募金箱を製作し、各所へ配置。入れられた募金は木祖村の森林整備等の経費に充てている。

    実績:令和元年(第11期)終了時 総額6,167千円
    設置箇所数:木曽川下流域26ヶ所、木祖村内5ヶ所
     
  3. 木の匠事業
    木祖産業協同組合を中心に、木工事業者が作る木工製品を積極的に販売PRしている。
    今後各自治体に多く交付される「森林環境譲与税」を活用し、森林整備と一体となった木材普及利用を高めていきたい。
 

この記事へのお問い合わせ先

木祖村役場

住所:長野県木曽郡木祖村大字薮原1191-1/ 電話番号:0264-36-2001/ FAX番号:0264-36-3344

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